「世界最高の病院」ランキングで…韓国の病院「17か所」が選出

ニューズウィークが選ぶ「世界最高の病院ランキング」に、韓国の病院が複数その名を連ねた。ただ1か所だけを除き全てが首都圏に位置していることから、韓国医療の首都圏集中現象が露（あら）わになった。

5日、ニューズウィークのホームページに公開された「2024世界最高の病院」（World's Best Hospitals 2024）ランキングによると、250位の中に韓国の病院は17か所入っていた。

ソウル・アサン（峨山）病院が22位で最も高く、サムスン（三星）ソウル病院が34位、セブランス病院が40位、ソウル大学病院が43位、ブンダン（盆唐）ソウル大学病院が81位、カンナム（江南）セブランス病院が94位などであった。

17か所の病院は世界有数の医療機関と肩を並べたが、「首都圏集中現象の深刻さ」も露わになった。これら病院のうち首都圏外にある病院はテグ（大邱）カトリック大学病院の1か所のみで、地方の国立病院すなわち拠点国立大学病院は1か所も含まれていなかった。

一方、日本は韓国よりも少ない15か所の病院がランキングに入った。このうち首都圏外の病院は7か所であった。もっとも順位の高い病院は東京大学病院（18位）で、つづいて聖路加国際病院（24位）・亀田メディカルセンター（45位）などであった。