独立運動記念日に「日本旅行」…コロナ以前より4.5％「増加」＝韓国

韓国では3・1節（日本統治下当時の1919年3月1日に起きた独立運動を記念する日）の連休に、約21万人が日本路線の航空便を利用していたことがわかった。

6日、韓国国会国土交通委員会所属のパク・サンヒョク“共に民主党”議員か韓国空港公社とインチョン（仁川）国際空港公社から入手した資料によると、今月1～3日に韓国内の空港を利用した日本路線の利用客（出入国合算）は計21万509人であった。

ことしの3・1節連休における日本路線の利用客数は、いわゆる「ノージャパン」と呼ばれた日本製不買運動以前の2019年同期間（20万1467人）より4.5％ほど増加した数値であった。

一方、同期間における全国際線利用客は、2019年の80万7000余人からことしは75万2000余人と、約7％減少した。

航空業界では、円安により日本旅行の人気が続き、昨年から日韓関係が回復していることで、「3・1節日本旅行」への心理的負担も緩和されたことによるものだと分析されている。

航空業界の関係者は「日本は旅行費用を多くかけずに済み、また短い連休に行き来するのに適していることから、新学期・新年度直前の旅行客が殺到した」とし「ことしも中・短距離旅行の需要が高いことから、日本路線は引き続き人気があるだろう」と予測した。