7日、教育業界によるとメガスタディ教育は業界で初めて医学部入試を準備する会社員を対象にした夜間特別クラスを開設した。‘医学系列修学能力試験All Inクラス’は18日、ソウル市のソチョ(瑞草)メガスタディ学院の医薬学専門館で開講し、1か月の受講料は約70万ウォン(約7万7800円)となっている。
2日前の夕方、110人規模の講義室で行われた会社員夜間クラスの特別説明会には、実際の医学部への進学を準備するための会社員が参加し、注目を集めたりもした。
テソン(大成)学院も大学に在学しながらソウル大学や医学部を目標に再挑戦する最上位圏受験生のために先月末、夜間クラスを開講した。
授業は火曜日と木曜日の午後、週2回行われる。授業以外の時間は学生のスケジュールにより午後11時まで自律学習ができ、講座も別途に申請して聴くことができる。
また、2024学年度の大学修学能力試験(日本の大学入学共通テストに相当)の成績により、最大で受講料が100%免除されたりもする。
教育プラットフォームのETOOSは‘医学部定員2000人増員おめでとう’、‘医学部に行きやすいです! 会社員も挑戦してみてください!’とのフレーズを掲げ、講座をPRしている。1か月だけ受講し、3年以内に合格すれば受講料を返還する特典も企画した。
一方、医学部の増員による‘医学部集中’現象が会社員の間で深刻化する中、専門家たちは地域人材の選抜比重などが具体的に出てこない状況で医学部にオールインすることは危険だとの意見を出した。
実際、定員が2025学年度に2000人増えると、全国40の医学部では3058人から5058人になる。会社員を除いて現役で計算した場合、昨年時点で全国の高校数は2379校あり、各学校の全校成績2位までなら4758人となる。全校成績3位まで合わせると7137人で、医学部の定員を超えてしまう。つまり、各学校で全校2~3位以内に入ってこそ医学部に志願できるということだ。
教育業界の関係者は「全国で5058位以内に入らなければ医学部には行けないということだ。医学部の入試自体が容易になったわけではないということを念頭に置かなければならない」と述べた。
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