ムシンサが明洞店を22日に開業へ、限定商品も販売＝韓国

ファッション関連の電子商取引（EC）サイトを展開する韓国のムシンサが3月22日、ソウル市のチュン（中）区に、店舗「ムシンサ・スタンダード・ミョンドン（明洞）」（以下、明洞店）を開業すると発表した。

同社の実店舗としては6番目で、ことし初出店となる明洞店は、地下鉄ウルチロ（乙支路）入口駅6番出口から、徒歩1分の場所にある。店内は、1階から3階までで広さは1050平方メートル。1階には、季節ごとのメンズファッションとコラボレーション商品を陳列する。2・3階はそれぞれ、メンズ・レディースファッション専門フロアとなっている。

明洞店の開業を記念し、グラフィックアーティスト、フィリップ・キム氏との初協業で実現した、限定商品も販売する。Tシャツやストリングバッグなど5商品で、明洞を「明るい街」として再解釈したグラフィックがあしらわれている点が特徴だ。

開業日の22日には、最初に商品を購入した顧客に同社の人気商品で構成された特別ギフトを贈呈する。

同店の関係者は「昨今、海外の観光客が増え活気を取り戻した明洞への店舗オープンは、顧客に対しブランドの体験と価値を提供するきっかけになる。ことしは明洞店を皮切りに、店舗の拡大に本腰を入れる」と話した。