「日本では日本のカップラーメンを食べないで、そのお金で(シン)辛ラーメンを食べてください。」

日本と韓国で販売されているノンシム(農心)の辛ラーメンのカップ麺を比較した書き込みがネットユーザーの間で話題になっている。

現在日本に在住しているAさんは、日本と韓国で販売されている辛ラーメンのカップ麺を比較してこのように語った。Aさんがアップロードした映像を見ると、同じ製品であるにもかかわらず、日本版の辛ラーメンにはネギや唐辛子、キノコなど具がはるかに多く入っていることがわかる。一方で、ほぼ同等の価格であるにもかかわらず、韓国版では比較的具の量が少ない。

Aさんは「(日本の辛ラーメンは)まず具がたっぷりある。正直、日本版の辛ラーメンが一番おいしい」と推薦している。この映像はこの日の時点で600万回の再生数を超え、大きな話題になっている。

また別のユーチューバーBさんも、日本の辛ラーメンと韓国の辛ラーメンを比較する映像をアップロードしている。Bさんは「値段はほぼ同じだが、現在は円安のため日本の方が安い」として同じ内容の比較映像を載せている。Bさんは日本の辛ラーメンの具の方がはるかに多く、スープの色も濃いと語っているが、麺とスープの味は韓国版の辛ラーメンの方が優れていると評価している。

現在、韓国国内のコンビニエンスストアで辛ラーメンのカップ麺の価格は1150ウォン(約128円)、スーパーでの価格は6個入りで1個当たり920ウォン(約103円)程度だ。日本ではコンビニエンスストアで150円、ディスカウントストアで100〜130円程度で販売されている。日本の辛ラーメンの方が高いが、最近は円安のために外国人にとって日本の物価が相対的に安くなっているため、製品の差がさらに大きくなっている。

2017年にも国別の辛ラーメンのカップ麺の中身に差があると主張する声が出て、同様の論争が起きている。

当時、農心側は「国別の食品規定や日本のバイヤーの要求事項により、スープと具の原料構成比を変えた」とし、「最大2倍に近い価格差があるという点を考慮してほしい」と説明している。
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