専攻医の保護・申告センターを12日午前9時から運営=韓国
専攻医の保護・申告センターを12日午前9時から運営=韓国
韓国の保健福祉部(日本の厚生労働省に相当)は12日から「専攻医の保護・申告センター」を運営すると、11日に明らかにした。

専攻医の保護・申告センターは、病院に復帰する意向があるにもかかわらず、有・無形の不利益を懸念して復帰できずにいたり、未離脱または復帰後に勤務中の状況で、同様の理由で修練および勤務に困難に直面したりしている専攻医を保護するために運営される。

保護・申告センターでは困っている専攻医が直接連絡したり、該当専攻医の周辺の人が連絡して保護を要請したりすることができる。また、オンラインなどを通じて行われている脅迫性の報復事例に対しては誰でも申告できる。関連事項については、平日午前9時から午後8時まで電話または携帯電話でのメッセージを通じて申告することができる。今後はオンラインなどでも申告・受付ができるように活用チャンネルを多角化する予定だ。

保健福祉部は保護・申告センターの運営に先立ち、各修練病院を対象に専門医の修練規定第15条第1項に基づき、専攻医の保護および具体的な保護計画を樹立して提出することを指示した。

また、申告された事例に対しては、本人の要請事項を考慮して、心理相談、事後管理および必要に応じて他の修練機関への移動修練など、保護措置に万全を期す予定だ。脅迫性の報復事例に対しては、違法かどうかを把握して強力に対応する計画だ。この過程で収集される個人情報などは、当事者の同意なしに身元が露出されないように留意して管理されるというのが保健福祉部の説明だ。

医師集団行動中央事故収拾本部のチョン・ギョンシル総括班長は、「現在、困難に直面している専攻医が被害事例に対して、保護・申告センターに積極的に連絡してくれることを願っている」とし「専攻医が不安感なく現場に復帰して、患者のそばを守れるように細心の注意を払う」と強調した。
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