呉世勲(オ・セフン)ソウル市長がこの日高尺スカイドームを訪れ、選手のために改善された施設を見て回り、人の流れの管理など安全な観戦に向けた対策を確認した。
ソウル市と、高尺スカイドームを管理するソウル施設公団は、開幕戦に合わせて国内外から10万人以上の野球ファンがドーム一帯に詰め掛けると予想。主催の米大リーグ機構(MLB)をはじめ、九老区、警察、消防など関係機関と密接な協力体制を整え、現場の安全管理、人の流れの管理、救急・救助などを支援する構えだ。
MLBは一般的なプロ野球試合の安全スタッフの3倍以上となる約400人をドーム内外に配置し、現場の秩序維持と観客の安全確保に乗り出す。来場者全員を対象に本人確認とセキュリティーチェックも行う。
ソウル市と九老区、警察などは約150人を投じて主催側の現場安全管理をサポートする。ドーム内には現場指揮所を設け、万一の事態が発生すれば迅速に対応する。
高尺スカイドームは今年でオープン10年目を迎える。MLB側と協力し、世界レベルの衝撃吸収率の人工芝に全面張り替えを行った。グラウンドの照明は全て発光ダイオード(LED)に交換し、照度を改善するとともに省エネルギー化を図った。
選手がベストコンディションで試合に臨めるよう、ロッカールームや食堂などを改善した。球場周辺にはフォトゾーンや庭園を設け、来場者を楽しませる工夫をした。
20日に開幕戦にはパドレスのダルビッシュ有が先発し、ドジャースの大谷翔平と対決する見込みだ。
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