「完全回復は難しい」…幼稚園で指切断された4歳児=韓国
「完全回復は難しい」…幼稚園で指切断された4歳児=韓国
キョンギド(京畿道)スウォン(水原)市の幼稚園で4歳男児の指がドアに挟まり切断された事故と関連し、担当教師が児童虐待の容疑で送致された。

13日MBCによると、警察は最近、児童虐待・業務上過失致死傷の容疑などで幼稚園のA教師を検察に送致した。A教師は4歳の園児、パク君の指を負傷させた容疑を持たれている。

昨年11月、水原市の私立幼稚園でパク君が廊下から教室に向かって走り、A教師が子どもたちを教室内に入れた後、両手でドアを強く閉めた際にパク君の指が挟まり切断される事故が発生した。

当時、パク君は泣きながら園長室に走り、病院に運ばれた。パク君は事故発生から8時間後に病院で接合手術を受け指に鉄芯を打ったものの、指が完全に回復することは困難な「亜切断」の診断を受けた。

A教師は、「パク君に続いて子どもたちが教室の外に出て行きそうだったのでドアを閉めた」とし、「ドアを閉める時にパク君の姿は見えなかった」と釈明した。

当時のCCTV(防犯カメラ)映像が容量不足のため削除され、事故隠蔽(いんぺい)の疑惑まで浮上した。警察が幼稚園のCCTVをデジタルフォレンジックしたものの、復元された映像はなかったという。

しかしパク君の両親は、パク君が「〇〇先生がドアの前で自分を見ながらドアを『バン』と閉めた」と話していると、憤りを表した。

パク君の両親は幼稚園の園長とA教師を警察に通報した。警察は今月8日、A教師に児童虐待と業務上過失致死の容疑などを適用し在宅の状態で検察に引き渡した。園長に対しては幼稚園の安全などに対する管理監督を怠ってはいないと判断し、証拠不十分の決定を下した。
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