LG電子が米ロボット企業の最大株主に、グーグル出身の韓国人技術者率いるスタートアップ=韓国
LG電子が米ロボット企業の最大株主に、グーグル出身の韓国人技術者率いるスタートアップ=韓国
LG電子が、米国に本社を置くスタートアップ、ベア・ロボティクス(Bear Robotics)に6000万ドル(USD、約88億4484万円)を投資し、新株取得に向けた契約を締結した。短期的な収益確保ではなく、事業ポートフォリオの高度化のための投資となる。株式を取得すればLG電子は、単一の株主としてベア・ロボティクスの最大株主となる。

2017年創業のベア・ロボティクスは、米グーグルでソフトウェアエンジニアのテックリードを務めていたハ・ジョンウ代表が率いる、AI(人工知能)自律走行サービスロボットを製作するスタートアップだ。現在、韓国や米国、日本でサービスを提供している。

LG電子は商業用ロボットのパラダイムが、AI基盤のソフトウェア無線(SDR)を適用したロボットへと転換するとみている。

これまで同社は長年にわたるロボット事業を通じて、空港やホテル、病院などさまざまな施設でロボットソリューションのノウハウを蓄積してきた。キョンサンブクド(慶尚北道)クミ(亀尾)にある「LGフューチャーパーク」は、商業用ロボットの生産設備を備える。これにベア・ロボティクスの研究開発(R&D)インフラやソフトウェアプラットフォームの技術力を加え、ロボットプラットフォームの標準化をけん引したい考えだ。


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