同社の関係者は同商品について「麻辣味の人気を受けて発売した。今後も麻辣湯の関連商品の需要は続くとみている」と話した。
このほか製菓大手のヘテ製菓食品は、コンビニエンスストア「セブンイレブン」でスナック菓子「麻辣リング」を、また食品大手オットギも、炒めご飯などに活用できるソース「麻辣醤」を販売している。
麻辣味関連の新商品が相次ぎ発売されている背景には、若年層からの人気が高いことがある。これまでは麻辣味による異色の食体験にひかれていたものが、今では韓国式麻辣味が人気を得ているとの分析が多い。食品業界は研究開発を通じて、麻辣味を韓国式に再解釈した商品を提供してきた。
低迷する景況も関連がある。麻辣湯の辛味でつらい現実を忘れようとする人が増えているという。
こうした状況を受け、中国ソースの輸入量も増加した。韓国関税庁によると昨年、中国から輸入したソース類(ソース、ソース用粗製品、混合調味料)は8万250トンに達し、前年比2.4%増加した。直近5年間で最大となる。
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