現代自動車、目的別に車両を変えられる独自のEV用プラットフォームを公開=韓国
現代自動車、目的別に車両を変えられる独自のEV用プラットフォームを公開=韓国
現代自動車が、使用目的によって多様に機能を拡張できる電気自動車(EV)用プラットフォーム「ST1」のデザインを初めて公開した。これは運転席のあるキャブとシャーシのみで構成されており、後方にはボディがないため物流や業務、医療などさまざまな用途別にカスタマイズして使用することできる。起亜自動車が注力する、特別目的者(PBV)に似た概念となる。

現代自動車は1~6月期中に「ST1」のおもな仕様、諸元、価格などを公開する。手始めに「ST1」による運搬車両や冷凍車などを、韓国で販売する計画だ。

前面には、安全性に配慮したセミボンネットを採用している。さらにフロントバンパー、サイドガーニッシュ、後面のスイングドアの枠など傷が発生しやすい部位に黒色のプロテクターを適用し、車を保護すると同時に洗練された雰囲気を加味した。

車高を低くしてボディの容量を最大化。地下駐車場へ入りやすくなるだけでなく、人がボディへ乗り降りしやすくなるなどのメリットで利便性を高めた。

「ST1」の代表的モデルとして、初めに運搬車両と冷凍車が開発されている。運搬車両と冷凍車はキャブ付シャーシにボディを装着しており、物流や配送事業に特化した自動車となっている。


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