韓国政府「福島地震後、処理水放出が “再開”」…「現場訪問し安全性を点検する」
韓国政府「福島地震後、処理水放出が “再開”」…「現場訪問し安全性を点検する」
15日、福島県で発生した地震により中断されていた「福島第1原子力発電所“放射能処理水”の海洋放出」が再開された。

韓国国務調整室はこの日、報道参考資料を通じて「東京電力は『当日の未明に発生した地震による設備の異常はない』と判断し、15時49分に汚染水(放射能処理水)の4次放出を再開した」と伝えた。

つづけて「IAEA(国際原子力機関)は、福島現場事務所の点検官を通じて現場点検を実施し『汚染水放出に関する設備において、今回の地震による影響はない』と言及した」と伝えた。

また「東京電力が震度5弱以上の地震発生時に海洋放出を停止する理由は、予防の次元で設備を点検するためだ」と付け加えた。

韓国政府は処理水放出再開後、今回のリアルタイムデータをモニタリングする一方、福島原発現場訪問を通じて安全性を引き続き点検する方針である。

韓国国務調整室のパク・クヨン(朴購然)第1次長はこの日、政府ソウル庁舎での会見を通じて「(今回の)日本の地震は汚染水放出を中断する『異常状況』に該当し、日本側は放出を中断して直ちにわれわれに関連事実を連絡した」と語った。

つづけて「東京電力によると、福島原発のモニタリング装備において特別な変動は感知されておらず、外部への放射能流出もなかった」とし「わが政府も『特異状況は発生していない』という東京電力側の発表を再確認した」と説明した。

“地震後の処理水放流再開時点”に関する質問については「まだその部分まで検討される段階ではない」とし「『今回の地震によるさらなる影響や危険性がない』と判断されれば、再開されるものと予想される」と答えた。

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