チョ・グク革新党のチョ・グク代表
チョ・グク革新党のチョ・グク代表
国民の力(与党)は16日、チョ・グク革新党のチョ・グク代表が自身の子どもの入試不正と監察もみ消しの嫌疑で実刑を宣告されたにも関わらず、反省なしに”私的復讐(ふくしゅう)”のために政治に飛び込んだと非難した。

中央選挙対策委員会のチョン・グァンジェ報道官はこの日の論評で「チョ・グク革新党の行動を見ると、政治の底辺を見ているようで惨憺(さんたん)たる気持ちになる。チョ代表は創党直後から『検察独裁政権の終息』だけを主張し、自身の私的復讐のためだけに躍起になっている」と指摘した。

チョン報道官は「チョ・グク革新党1号法案が大韓民国の未来のためではなく、自身と家族の恨みを晴らすための『ハン・ドンフン(韓東勲)特別法』になるという公言に国民は舌打ちをしている」と主張した。

続いて「子どもの入試不正と監察もみ消しの嫌疑で実刑を宣告されても反省と自粛どころか、自身について政治弾圧を受ける闘士に変身させたその厚かましさにはあきれるほどだ」と批判した。

チョン報道官は「チョ・グク革新党綱領に明示された『大学入試機会均等選抜制』の内容は『ダブルスタンダード』の姿を見せるだけだ。公正と正義を破壊した張本人が均等を論じる厚かましさに20代の間では『チョ・グクの出馬自体が入試詐欺2次加害』との話まで出ている」と明らかにした。

さらに「20代の支持率0%、これがチョ・グク革新党の現住所だ。チョ代表はこれについて『20代は政治自体に関心がないようだ』と述べ、20代・30代をけなす主張まで出した。‘共に民主党(野党)の支持者でなければ国民ではない’と考えるイ・ジェミョン(李在明)代表の認識とそっくりだ」と非難した。

また、イ・チュンヒョン報道官は、チョ・グク革新党が比例代表候補名簿にチョ代表、ファン・ウナ(黄雲夏)院内代表、パク・ウンジョン(朴恩貞)元部長検事などを含めたことを論評で非難した。

イ報道官は「このように司法リスクを抱いている人たちが『セルフ公認』を通じて相次いで国会に進出しようとするのは、韓国の民主主義と司法正義がどのように『腹いせ式政治』によって退行できるかを示す恥ずかしい断面だ」と主張した。

イ報道官は「チョ・グク革新党は法治主義に対する挑戦だ。異様な『セルフ公認』を取り消し、司法リスクを防弾するために議会民主主義を人質にしようとする試みはやめなければならない」と促した。
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