錦湖タイヤがEV用タイヤブランド「InnoV」を発足、手始めに3種を販売=韓国
錦湖タイヤがEV用タイヤブランド「InnoV」を発足、手始めに3種を販売=韓国
タイヤ大手の錦湖タイヤが17日、電気自動車(EV)専用タイヤブランド「イノV(InnoV)」を発売したと発表した。16日まで同社は、ブランドを定めずEV用タイヤを供給してきた。2021~2022年に生産台数が大幅に増えたEV新車向けタイヤの交代時期が近付いていることし、自社ブランドを発足させ世界市場を積極的に開拓する計画だ。

オールシーズンタイヤ「イノVプレミアム」を皮切りに、7月以降はロングマイレージ用の「イノVスーパーマイル」、冬用の「イノVウィンター」といった3製品を販売する。このうち「イノVプレミアム」は、一般的なタイヤに比べ負荷能力を10~23%増やしたHLC(ハイロードキャパシティ)技術を適用している。

これに先立ち同社は2022年5月、欧州でEV用タイヤ専用ライン「iオン(iON)」を発売。同年9月と12月には、それぞれ韓国と米国で「iON」を販売した。

同社は「イノV」の販売と共に、EV市場での地位強化に努め、自動車業界におけるシェアを高める計画だ。同社のイム・スンビン副社長は「EV用OEタイヤ(タイヤメーカーが完成車メーカーと共同開発した、特定車種専用のタイヤ)の割合は、昨年の7%からことしは12~13%、2027年には30~35%へと増える見込み」と話した。


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