高尺ドーム近隣のコンビニ「大繁盛」...MLBソウルシリーズで流通業界が「盛り上がる」＝韓国

韓国ソウル・コチョク(高尺)スカイドームで17日、LAドジャースとキウム・ヒーローズ、チームコリアとサンディエゴ・パドレスの試合が行われた。

近隣のGS25のコンビニエンスストア9か所ではこの日だけで氷のコップが前週比で13倍以上売れた。輸入ビール12倍、炭酸飲料11倍、ミネラルウォーター10倍、菓子類は9倍、スナック類も8倍程度に売り上げが急増した。

韓国国内で初めて開かれるメジャーリーグ(MLB)ワールドツアー・ソウルシリーズで流通業界が盛り上がっている。ソウルシリーズが高い関心を集めながら、球場内外で関連商品の発売やプロモーションなどが行われている。

イーランドワールドのグローバルスポーツブランドであるニューバランスは、15日からソウル・チャムシル(蚕室)のロッテワールドモールでブランドのグローバルアンバサダーであるキム・ハソンと大谷翔平を象徴するポップアップ・ストアを運営している。サンディエゴ・パドレス所属のキム・ハソンとLAドジャース所属の大谷翔平が、実際の試合で使用している用品とともに、ポップアップ・ストアでのみ購入できる限定版の単独商品および多様な体験型コンテンツと特典を用意した。イーランドワールドの関係者は「ポップアップ初日に野球ファンらによって、オープン前から長蛇の行列ができた」とし「日本人と外国人観光客がたくさん来た」と伝えた。

球場近隣のコンビニは「特需」に沸いている。GS25の関係者は「主要商品の在庫量を最高10倍程度にして事前確保した」とし「日本人を含めて海外の顧客が集まることが予想されるため、外国語での案内文も備えておいた」と説明した。

一方、「MLBワールドツアー・ソウルシリーズ」は、18日にはサンディエゴ・パドレスとLGツインズ、チームコリアとLAドジャースが対戦する。また、20~21日の2日間は、LAドジャースとサンディエゴ・パドレスが対戦するMLB公式開幕2連戦が予定されている。