ロッテがベトナムへのスタートアップ投資を本格化、1号ファンドの組成が完了=韓国報道
ロッテがベトナムへのスタートアップ投資を本格化、1号ファンドの組成が完了=韓国報道
ロッテグループのコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)であるロッテベンチャーズは20日、ベトナムで「ロッテベトナム・オープンイノベーション・ファンド」の組成を終える予定だ。海外のベンチャーキャピタル(VC)が、ベトナムでスタートアップへの投資用ファンドを組成するのは今回が初めて。

同ファンドは数十億ウォン規模に上るという。出資者は、韓国のロッテベンチャーズとロッテショッピング、ロッテホテル、ロッテ建設となる。ロッテベンチャーズ・ベトナムがファンド運用を担う。投資期間4年、回収期間4年の計8年運用する。投資対象となる企業は未定だという。

ロッテベンチャーズのチョン・ヨンミン代表は「今後、ベトナムでの本格的な投資を行っていく計画。スタートアップ関連でも、韓国や日本市場と共に成長させられる可能性が高い」と話した。

ベトナムの国家イノベーションセンターによると、2021年における現地のスタートアップ数は68万3000社と、5年前と比べて35%増えた。しかしVCが不足していることから、多くのスタートアップが初期段階から成長できずにいる。

ロッテグループは今後、流通や金融、建設などグループ会社と関連性の高い分野に対し優先的に投資していくとみられる。



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