米大リーグ開幕戦が開催されるソウルの高尺スカイドームに配置された警察官=20日、ソウル(聯合ニュース)
米大リーグ開幕戦が開催されるソウルの高尺スカイドームに配置された警察官=20日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウルの高尺スカイドームで20、21両日に開催が予定されている米大リーグの今季開幕戦で爆破テロを行うと予告するメールが届き、警察が捜査に乗り出した。

 ソウル警察庁と九老警察署によると、20日午前6時すぎ、「試合中に爆弾を爆発させ、大谷翔平選手らを傷つける」という脅迫メールを受け取ったという通報がカナダの在バンクーバー韓国総領事館の職員から寄せられた。

 メールは英語で作成され、送信者は自身を日本人弁護士だと主張した。送信元が日本かどうかは確認中だという。

 警察は、昨年8月から日本人弁護士をかたる脅迫メールやファックスが韓国の主要施設などに送られた事件と同一犯の可能性があるとみて容疑者を追跡している。一方、高尺スカイドームには警察特攻隊と機動隊計350人を投入し、危険物がないか確認した。午後5時半までに爆発物などは見つかっていない。

 主催者側は高尺スカイドームの保安検査を強化した。

 ドジャースとパドレスが対戦するソウルでの米大リーグ開幕戦は20日午後7時5分から開催され、パドレスの韓国人内野手、金河成(キム・ハソン)やドジャースの大谷翔平など各チームの看板選手が出場する。


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