在韓米軍司令官「在韓米軍2.85万人は引き続き “維持”すべき」
在韓米軍司令官「在韓米軍2.85万人は引き続き “維持”すべき」
ドナルド・トランプ前米政権当時「在韓米軍を削減するかもしれない」という懸念が取りざたされていたが、在韓米軍司令官は「現在の2万8500人の規模を引き続き維持すべきだ」という見解を明らかにした。

ポール・ラカメラ在韓米軍司令官は20日(現地時間)、米下院軍事委員会の聴聞会で「われわれは韓国を防衛するため、物理的・精神的に準備態勢を構築し続けなければならない」とし「朝鮮半島の内外で実施する2国間・3か国間の演習を含め、2万8500人の在韓米軍に引き続き投資しなければならない」と伝えた。

つづけて「(南北)停戦協定はもちろん、われわれの鉄のように固い防衛公約と戦闘態勢を維持しようとするなら、われわれは議会の持続的な支援と『北朝鮮が米本土にとって脅威だ』という認識が必要だ」と強調した。

このような発言は、米国内でトランプ前政権当時「在韓米軍を削減するのではないか」という見方が取りざたされていた状況の中で出てきたという点で注目される。

ラカメラ司令官はこの日、軍事委員会に提出した書面の報告でも「地理的な近接性のため、特に中国とロシアから危機が発生する場合、朝鮮半島に第3国が介入したり影響力を行使する可能性は高い」とし「中国とロシアは、韓国に『2万8500人の米軍という最高の合同戦力が前線配置されている』という点を意識している」と伝えた。

つづけて「このような地理的現実と非常に大きな経済的利害関係が結合しているため、韓国は北東アジア安保の核心軸であり、われわれが必ず守るべき条約同盟国だ」と強調した。

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