セフォラは公式SNSなどで「5月6日から段階的にオンラインモール、モバイルストア、実店舗の運営を終了し、市場からの撤退を進める」と伝えた。
セフォラ・コリアの営業損失額は2020年の124億ウォン(約14億円)から、2022年には176億ウォン(約19億8856万円)へと達していた。
一方、韓国の同業CJオリーブヤングの営業利益は同期間、1001億ウォン(約113億1643万円)から2713億ウォン(約306億7667万円)へと2倍以上に膨らんだ。
高価な化粧品を中心に販売していた「セフォラ」に客足は向かなかった。半面「オリーブヤング」は、中小化粧品ブランドによる中・低価格帯の商品が80%を占める。物価高により商品購入の際、価格を最優先する消費者の心をつかんだ。
さらに「オリーブヤング」では2019年6月、電子商取引(EC)サービス「グローバルモール」を開設。会員数は、昨年末に120万人を突破するなど好調を支えている。
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