ウォッチャはLGU+が2022年末、同社の買収を進めるなかで約10か月間、OTTの運用方法や人工知能(AI)でコンテンツを個人別に特化させるといった技術全般を無断で使用したと主張している。同社はこの内容を昨年10月、韓国公正取引員会(公取委)に報告したが、公取委は調査を開始しないことを決断した。
公取委は当時「AIによるコンテンツ推薦技術を『ウォッチャ』固有のものとするのは難しい。たとえ固有の技術だとしても、LGU+が盗用し商品を作ったという証拠がない」と説明した。今回撤回した中小ベンチャー企業部への報告は、公取委の決定から数週間後に行われた。
これに先立ちウォッチャは2023年12月、LGU+が自社サービスのユーザーインターフェース(UI)とユーザーエクスペリエンス(UX)、デザインを登用し、自社OTTサービス「U+tvモア」のオープンベータサービスを開始したと話していた。
一方、LGU+は「当社のサービスに、当該の技術を適用した事実はない」との立場を維持している。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 101