25日ソウル市によると、市は今月27日までにソウル地下鉄の運営会社にトコジラミ予防対策を樹立するよう要請した。
最近日本を訪れた観光客のSNSなどを通じ東京の地下鉄などでトコジラミと疑われる虫が発見されたという内容がオンライン上で共有されている。トコジラミ拡散の懸念から日本現地ではトコジラミを避けるための「トコジラミマップ」も登場している。
日本政府観光局が発表した訪日外国人統計によると、ことし2月に日本を訪れた外国人は278万8000人、このうち韓国人は81万8500人で全体の29.3%を占め1位だった。1月も韓国人が85万7000人で最も多かった。
ソウル市はこのように日本を旅行する韓国人観光客が急増しているため、ソウル地下鉄でも事前予防が必要だと判断した。
これに先立ち、オ・セフン(呉世勲)ソウル市長は昨年11月に「トコジラミ0都市ソウル」を宣言している。ソウル市は韓国国内で初めてオンライントコジラミ通報センターを開設・運営している。また、「トコジラミ予防および管理案内書」も作成し配布した。ソウル交通公社も昨年11月2~8日にセスコなどの専門防疫会社とともに6つの路線、75車両を対象に地下鉄車内の織物素材の椅子に対するトコジラミ生態調査を実施し、トコジラミおよび生息地はないとの結果を発表している。
ソウル交通公社の関係者は、「現在までソウル地下鉄でトコジラミが発生したことは1度もない」とし、「今後も定期的にトコジラミの発生に関する実態調査を推進していく計画」と話している。
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