ソウル市内バスの労使は昨年12月から今月まで7回にわたる中央労使交渉と2回の事前調停会議で賃金交渉を進めてきたが、合意に至らなかった。
65社の約1万8000人が加入しているソウル市バス労組は、賃上げや号俸制度の改善、定年後の嘱託契約職に対する賃金差別の廃止などを要求している。
労組側は、実質的な交渉主体であるソウル市は労組の主張に対して代案を提示していないと説明。時給を12.7%引き上げる要求案に対し、事実上の賃金凍結で対抗していると主張した。
労組は26日に全面ストライキの是非について組合員全員による投票を行った上でストライキに入る計画だ。
また、27日午後にはソウル地方労働委員会で最終の調停手続きを行う予定だ。
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