このメディアが引用した中国教育省の統計によると、中国の幼稚園の数(昨年末基準)は2年前より2万410か所減少した27万4400か所と集計された。
前々年の幼稚園の数は前年より5610か所(1.9%)減少し、2008年以降初めて「減少」に転じた。また前年は、運営を中断した幼稚園が1万4800か所に増加した。
これは、出産率の下落により幼稚園生の数が急減した影響だとみられている。
中国は「2子女」政策の施行により、2016年と2017年の出生児数が計1700万人を超え、特に2016年は1883万人に達していた。
しかし「2子女」政策の効果が低下する中、2018年には1532万人へと出生児数が減少し、その後も2019年の1465万人、2020年の1200万人と減少が続いている。
幼稚園の廃業は、これからも増えるものとみられる。出生人口の減少が2021年の1062万人・2022年の956万人・2023年の902万人と、急激に続いているためだ。
そのため、一部の幼稚園は高齢者教育センターに姿を変える一方、廃校する小・中・高校も続出すると予想されている。
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