韓国野党代表「尹政権の “民生破綻”」を批判…「政権審判」訴える
韓国野党代表「尹政権の “民生破綻”」を批判…「政権審判」訴える
韓国野党“共に民主党”(民主党)のイ・ジェミョン(李在明)代表は、国会議員総選挙(4月10日に実施)を2週間後に控えた27日、チュンチョンプクト(忠清北道)を訪問し、あらためて「政権審判」を訴えた。政府・与党への猛攻を続ける中、28日から本格的に始まる公式選挙活動に臨む姿勢を示したものとみられる。

イ代表はこの日の午前、忠清北道のチュンジュ(忠州)で開かれた選挙対策委員会議で「国の主人は国民だ。主権者を代弁する政府は国民の生活を改善し、国家の未来対策に全力を尽くす義務がある」とし「このような責務を軽く考え、さらにはその責務に背(そむ)く権力は、国民の厳重な審判を受けるべきだ」と語った。

イ代表は「それが民主共和国である大韓民国の基本理念であり、憲政秩序の根幹だ。いかなる権力も、そのことにおいて例外はない」とし「この2年間、国民はユン・ソギョル(尹錫悦)政権に十分な時間と機会を与えた。これ以上待つことができないほど待ち、我慢してきた。しかしその結果は、民生経済の没落・民主主義の破壊・未来の喪失・平和の危機だけだ」と訴えた。

つづけて「民主党は政権審判にとどまらない。全国民のよりよい生活、よりよい明日を築いていく」と語った。

さらにイ代表は「民生」を強調した。イ代表は「尹政権が破綻させた民生を再び生き返らせる」とし「4大経済強国へと再び飛躍できるようにしていく。民生を回復するための最大限の措置を限りなく行なっていく」と語った。

また「われわれの経済力と国力は、いまや国民の基本的生活を保障するほどになった」とし「脱落者を救済する消極的な福祉から、誰もが脱落しない積極的な福祉へと進んでいかなければならない」と強調した。

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