28日ユネスコのホームページによると、ユネスコ執行理事会は前日、長白山をはじめとした18か所の候補地を新たに世界地質公園として認定した。これにより、世界地質公園は計213か所(48か国)に増えた。
中国は2020年、自分たちの領土に属する白頭山地域を世界地質公園に認定するよう、ユネスコに申請していた。
白頭山は現在、4分の1が北朝鮮の領土で4分の3が中国の領土となっている。ただ「天池」は、約54.5%が北朝鮮に属している。
中国が自国の領土を世界地質公園として登録することを問題視することは難しいが、今回の登録を通して国際社会で「白頭山」より「長白山」という名称がより多く使用されるきっかけになるおそれが懸念されている。
韓国外交部(外務省)の報道官は、この日の定例会見で「今回の承認は、白頭山の地質学的保護価値により関連手続きにしたがって決定されたことだと存じている」としながらも「関連動向を引き続き注視していく」と語った。
韓国のパク・サンミ駐ユネスコ大使は、ユネスコ執行理事会の決定直後「白頭山は韓国人にとって非常に重要な意味を持つ山であり、これから登録されていない残りの部分における世界地質公園の指定推進も期待する」と語ったと、韓国外交部は伝えた。
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