同社が開発に成功した発電用ガスタービンと航空機用エンジンは基になる記述が同じで、構造と作動原理も類似している。
同社は発電用の大型ガスタービンの開発で蓄積した、設計・製作技術、材料関連技術などのノウハウを、航空エンジンの開発に活用していく計画だ。なかでも航空エンジンの発火時、エンジン内部で1500度の高熱にも耐える技術が必要となるが、同社はすでに1680度の高温に耐える冷却、コーティング技術を確保している。
同社は現在、韓国国防科学研究所が主管する、1万重量ポンド級の無人航空機用ガスタービンエンジン開発事業に参加している。全3つの課題からなるこの事業で同社は、もっとも難易度が高いエンジンレイアウト設計と構成部品の解析、タービンベーン:ブレード鋳造品の製作および後加工といった2つの課題を担当。2027年まで、基本の設計を終える予定だ。また独自の戦闘機用エンジン技術を確保するため、政府が発注した先端航空エンジンの概念設計も行っている。
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