主要な内容は、月だけでなく火星、小惑星など将来の宇宙開発へとつながる行程を盛り込んだ「大韓民国宇宙探査ロードマップ」(仮称)を策定。2032年に月面着陸を実現するため、月探査に関する2段階の事業に着手する。
宇宙輸送分野では、ロケット打ち上げサービス市場に進出するため、次世代ロケットにおける100トンクラスの二段燃焼サイクルエンジンの設計と開発を本格的に進める。ロケット技術を移転するため、民間のシステムインテグレーション企業を選出し韓国航空宇宙研究所と民間企業がロケットの共同開発を開始する。
宇宙安全保障分野では、韓国初となる超小型衛星群の試作機を6月までに打ち上げ、朝鮮半島を精密に観察する。中・高軌道用の光学系を構築して、宇宙物体の墜落や衝突への対応に向けた監視システムも強化する予定だ。
宇宙科学分野では、韓国のVLBI(超長基線電波干渉法)観測網であるピョンチャン(平昌)電波望遠鏡を活用し、他国と共同でのブラックホール研究プロジェクト(EHT)に参加する。
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