「紅麹」の海外直接購買を遮断...死者5人に

韓国政府は日本の小林製薬の「紅麹」の成分を含む健康機能食品5つの製品に対して、海外直接購買を遮断すると、29日に明らかにした。

搬入遮断対象は「紅麹コレステヘルプ(60錠・90錠・45錠)」、「ナットウキナーゼさらさら粒GOLD」、「ナイシヘルプ+コレステロール」など、大阪市で回収命令した小林製薬の健康機能食品5製品だ。

該当製品は輸入通関過程で選別・検査を通じて廃棄されたり返送されるなどして韓国国内への搬入が制限される。食品医薬品安全処と関税庁(日本の財務省税関に相当)によると、該当の5製品はまだ韓国国内に輸入されていない。

当局は国内プラットフォーム企業と協力して、海外直接購買によって販売されないよう措置した。小林製薬の製品を海外直接購買によって搬入して被害が発生した場合、食品安全ポータルである「食品安全ナラ(韓国語で国の意味)」ホームページの「海外直接購入食品の正しい-国際取引相談」項目から相談を申し込むことができる。

「紅麹」は紅麹菌で米などを発酵させて赤くしたもので、コレステロールの分解効果などがあるとされている。最近、日本では紅麹の成分が入った健康補助サプリメントを摂取した後、腎疾患などを引き起こして死亡したと推定される人が5人、入院患者が110人余りに達することが伝えられた。