1日、グーグルの広告政策ページによると、同社は先月28日から「公認、ブランド、組織との提携またはこれらの地位を詐称したり、虚偽で暗示し、ユーザーが金銭や個人情報を提供するように誘導する行為」を全面禁止した。
これまでの政策は、広告主のビジネス、製品、サービスに関する情報を隠ぺいしたり、虚偽の情報を提供してユーザーを欺く広告は許可しないという程度だった。多少一般的・抽象的だった表現がより具体的・明示的に変わった。同社は、「該当する政策違反を発見した場合、事前警告なしに、該当のグーグル広告アカウントを停止する。広告主は、グーグルの広告サービスを再び利用することはできない」としている。
同社は、政策違反を「非常に深刻な事案」と考えているとし、詐称広告根絶のために現時点で可能な最も強力な措置をくだした。
今回の措置は、先月22日、「有名人詐称オンラインフィッシング犯罪解決のための会」が有名人を詐称したオンラインフィッシング犯罪の深刻さを伝え、巨大プラットフォームと政府に解決の努力を促す記者会見を開催した後に発表された。タレントのユ・ジェソク氏をはじめ、137人の有名人が訴えた。
韓国政府は同月27日、オンライン上で有名人を装った広告を通じて違法な民間金融および金融投資詐欺に対して、容赦のない原則を適用し、調査するための専門チームを結成した。
タレントのホン・ジンギョン氏は先月28日、ユーチューブチャンネル「勉強王天才ホン・ジンギョン」コミュニティで、「詐欺広告に騙されてお金を送ることがないように注意し、詐欺アカウントが発見されたら通報してほしい」と呼びかけた。
ホン氏はこの投稿で、「最近、私をはじめ、有名人を装って投資を誘導する詐欺犯が急増している。彼らが作ったグループトークに入ってみると、収益を得たという書き込みが多かった。しかし、詐欺師とAIが名前を変えながら書いた文章なので、どうか騙されないでほしい。私はホン・ジンギョン経済学部を運営していない。株式投資と関連したいかなるリーディングルームも運営していない」と説明した。
ホン氏は「詐欺による被害規模は1兆ウォンを超えると言われている。詐欺犯のアカウントがほとんど海外にあり、犯人を捕まえることも、処罰することも難しい状況だ。今の時点で期待できるのは、私たち自身が気をつけること、メタやグーグルなどプラットフォーム自体の技術力が強化され、詐欺広告を素早く検出して遮断してくれることを期待するしかない」と述べた。
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