【ソウル4日聯合】国会議員総選挙の投開票日まで残すところ5日となるが、全選挙区の4分の1で各党候補が激しく争い、いまだ明確な勢力図が見えないまま混迷の様相を呈している。
 東亜日報とMBCが100選挙区5万人の有権者を対象に先月31日から今月2日まで実施した世論調査の結果によると、誤差範囲内でし烈なトップ争いが展開されている選挙区は70か所に及んだ。特に首都圏では57か所中43か所に達し、このうち27か所で票差5ポイントの接戦となっている。朝鮮日報とSBSが2日にソウル市内20選挙区で調査を行った結果では、12か所で1・2位候補が誤差範囲内の激戦を繰り広げている。

 これまでの各メディアによる世論調査を総合すると、ハンナラ党は優勢選挙区と比例代表予想議席を合わせると130~140席、民主党は60~70席を確保すると予想される。接戦区60~70か所での勝敗によって、ハンナラ党が安定多数(160~180議席)を獲得するか、民主党がけん制野党の座(80~90議席)を確保するかが決まることになりそうだ。

 選挙戦も中盤にさしかかりながらいまだ誤差範囲内の接戦区を減らすことができず、ハンナラ党、民主党ともに指導部を接戦地が集まる首都圏に大挙投入し、集中的な応援演説を行っている。

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