宋永吉、松の木党代表
宋永吉、松の木党代表
共に民主党(野党)全党大会での現金封筒ばらまき疑惑の頂点に立たされ、拘束状態で裁判を受けているソン・ヨンギル(宋永吉)松の木党代表側が2日「裁判を拒否して断食に突入する」との宋代表の考えを伝えた。

宋代表弁護団はこの日、‘本日午後、弁護人接見結果(宋永吉候補の獄中発表事項)’とのタイトルの案内文を通じて「保釈請求棄却などで参政権を侵害されている」とこのように明らかにした。宋代表は4・10総選挙でクァンジュ(光州)ソ(西)区カプ(甲)で松の木党候補として出馬している。

これに先立ち、ソウル中央地裁刑事合議21部は先月29日、宋代表の保釈請求を棄却した。宋代表側が2月27日、不拘束裁判を要請してから約1か月後のことだった。

宋代表は先月6日、保釈審問期日で裁判所に「今回の選挙は4年間、大韓民国の運命を左右する重要な選挙である。25年間の政治人生を決算し、国民の審判を受ける機会を認めてほしい」と要請した。宋代表の息子のジュファン氏は先月26日、光州市議会の記者会見を通じて「一度だけ遊説させてほしい」と訴えたりもした。

これに先立ち、裁判所は先月20日、公判の最後に‘証拠隠滅の可能性’を理由に宋代表の保釈に懐疑感を示した。裁判所は「被告人に対する拘束令状発給の非常に大きな要因は証拠隠滅の可能性だった。被告人が『選挙運動をする』と言えば組織がなければならず、組織があれば既に被告人を支持した人たちが来るはずだが、その人たちの中でこの事件に関する人が混ざっているのか、どうやって区分して防ぐのか。不可能ではないかと思う」と述べた。

宋代表が率いる松の木党の地方区・比例代表候補たちは、宋代表の保釈のために延命嘆願書を裁判所に提出した。候補たちは宋代表の釈放がなされない場合、集団断食闘争を辞さないと予告している。
Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 83