尹晶石(ユン・ジョンソク)特別検事補は、「今後は法理検討作業を行い、これまでの調査内容を整理・分析し、必要な部分は補う」と述べ、特別検事チームの活動終了前に司法処理対象者を選別し拘束令状を請求するか起訴するとの方針を示した。李会長については誠実に調べを受けたものと承知しているとし、再度出頭を求めることはないとの見方を示した。
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エバーランド転換社債(CB)の低価格発行問題の場合は1、2審ですでに有罪判決が出ている。特別検事チームは、李会長がグループ総帥として全般的な流れを知っていたか少なくとも黙認していたものとみて、背信容疑を適用し李会長を在宅のまま起訴する方策を慎重に検討しているとされる。グループ会社の現・元役員名義で運用された李会長所有の借名株式と借名口座については、横領や租税逃れの容疑を適用できるか法理検討作業も進めている。
李会長は約11時間に及ぶ聴取を終え5日午前に帰宅する際、3つの主な疑惑について責任を認めるかを問う報道陣に対し、「100%すべて認めることはできないが…」と答えた。一部の疑惑に関しグループ総帥として法的・道理的な責任を認めたものとみられている。ただ、どの疑惑に対しどのように責任をとるかなど具体的な言及はなかった。
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