同通信は、分離された極超音速弾頭が予定された軌道を飛行し、射程1000キロの東海上に着弾したと主張した。
韓国軍合同参謀本部は北朝鮮が2日午前、平壌付近から朝鮮半島東の東海上に向けて中距離級弾道ミサイルとみられる飛翔(ひしょう)体1発を発射し、約600キロを飛行して東海上に落下したと明らかにしている。北朝鮮が先月に地上燃焼実験を行った多段式固体燃料エンジンを搭載した極超音速ミサイルを試射したと推定される。
極超音速ミサイルは音速の5倍以上の速さ(時速6120キロ以上)で飛行し、分離された弾頭が不規則な軌道で落下するため、追跡や迎撃が困難だ。
金氏は「すべてのミサイルの固体燃料化、弾頭の操縦化、核兵器化を完全無欠に実現し、全地球内の敵の対象物に対しても『迅速かつ正確、強力に』というミサイル武力3大原則を貫徹することになった」と評価。「敵を抑止し、圧倒的な力を育てることは現時点でわが国の最も切実な課題」と強調した。
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