光学ソリューション事業部の工場稼働率が減少した背景には、兆ウォン単位での設備投資で母数となる生産能力が大幅に増えたため、かえって稼働率が下がったことがある。また昨年は米アップルによるiPhoneの販売が停滞し、稼働率を引き上げられなかった。
稼働率が落ちたことで、大規模の設備投資額が原価にはね返ってくる点が問題となる。同社の売上原価は、設備投資が本格化した2021年に85.7%、2022年に87.9%、2023年に91%と上昇を続けている。
市場では、同社光学ソリューション事業部の稼働率が上がるには制約があるとみている。ことしはiPhoneの出荷台数が15%減少するとの観測も、その理由の一つだ。
一方、業界の関係者は「LGイノテックはXR(クロスリアリティー)など次世代の事業などを考慮し投資を進めているだけに、状況を見守る必要がある」と述べた。
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