「Temu」と同業となる中国EC最大手、阿里巴巴集団(アリババグループ)傘下の海外個人消費者向け越境EC「全球速売通(アリエクスプレス)」は早くから韓国に法人を設立し、韓国市場で積極的な活動を行っている。
韓国法人の業務執行者には、中国人の氏名が記載されている。シンガポールで「Temu」を運営する、ソフトウェア開発企業エレメンタリー・イノベーションの代表だという。
拼多多は2020年に「Temu」のサービスを開始し、米国のEC市場で好評を得た。米調査会社のセンサータワーによると1月時点で、「Temu」による米国での月間アクティブユーザー(MAU)数は5140万人に上る。米国では「アリエクスプレス」よりも大きな影響力を持つ。
業界の関係者は「『アリエクスプレス』だけでなく、同社を圧倒するほどの影響力を持つ『Temu』まで韓国に支社を設立すれば、競合となる韓国企業は苦戦を強いられる可能性がある」と述べた。
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