中国「台湾の強震被害を哀悼」…「必要な支援を提供する」

中国政府は3日、台湾で25年ぶりに最も強い地震が起き被害が発生したことを受け、慰労のメッセージとともに「必要な支援を提供する意思がある」と明らかにした。

中国国務院台湾事務弁公室の朱鳳蓮報道官はこの日の午前、声明を通じて「（中国）大陸は大きな憂慮を表し、今回の災害により被害を受けた台湾同胞たちに心からの哀悼を表す」と語った。

つづけて「災害と今後の状況を緊密に注視しながら、災難救護のための必要な支援を提供する用意がある」と強調した。

新華社通信やCCTV（中国中央テレビ）をはじめとした中国官営メディアは、台湾の地震や被害状況を主要ニュースとして扱った。中国のネットユーザーたちも台湾同胞たちの安否を心配し、被害が最小化することを願うコメントをインターネットにあげた。

3日午前7時58分（現地時間）、台湾東部都市の花蓮では25年ぶりに最も強いマグニチュード7.4の地震が発生した。