尹大統領・与党の支持率が “上昇”…「政府支援論」46％・「政府審判論」47％＝韓国

「韓国のユン・ソギョル（尹錫悦）大統領と与党“国民の力”の支持率が上昇した」という世論調査の結果が4日発表された。

韓国の世論調査企業であるエムブレインパブリック・ケイスタットリサーチ・コリアリサーチ・韓国リサーチの4社が今月1～3日、満18歳以上の男女1004人を対象に実施した全国指標調査（NBS）によると、4月第1週における尹大統領の支持率は38％と集計された。

これは前回調査時に比べ2％上昇した数値で、不支持は1％下落した55％であった。

政党支持率は与党が39％、野党“共に民主党”（民主党）が29％と集計された。与党は前回調査時より5％上昇し、民主党は同率であった。

つづいて改革新党が2％、新しい未来と緑色正義党がそれぞれ1％であった。

比例代表政党支持率は、与党の比例衛星政党“国民の未来”が31％で首位となった。つづいてチョ・グク（曹国）元法相率いる祖国革新党が23％、民主党の比例衛星政党“共に民主連合”が15％などであった。

一方、今回の国会議員総選挙（4月10日実施）で「政府を支援するため、与党を支持すべきだ」という “政府支援論”への共感は46％、「政府をけん制するため、野党を支持すべきだ」という “政府審判論”は47％と集計された。

政府支援論は前回調査時より2％上昇し、政府審判論は2％下落した。

また、今回の総選挙に「必ず投票する」と回答した割合は79％と集計された。「できるだけ投票する」という回答は15％、「投票しない」という回答は5％であった。