ソウル高等裁判所は3日、麻薬類管理に関する法律違反の容疑で起訴されたチョン容疑者に対し、懲役2年6か月・執行猶予4年を宣告した。
検察は「チョン容疑者が2022年の11月から2023年の3月まで、米国で合成麻薬のMDMA・LSD・ケタミン・大麻という4種の違法薬物を使用した」とみている。
しかし、1審で裁判所は「2回にわたる大麻使用とLSD使用の容疑を裏付ける証拠がない」と判断し、これらの容疑に対し無罪を宣告した。
2審でも、裁判所はこれらの容疑を無罪と判断した。裁判所は「被告人は病院治療を積極的に受け、違法薬物が害であることを広く知らせる社会的活動もしている。原審が宣告した執行猶予3年の保護観察により、被告人の態度を維持させることができる」として、検察の控訴を棄却した。
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