比例代表政党支持率で「タマネギ男」率いる祖国革新党が “首位”に＝韓国

韓国では「与党と最大野党の政党支持率がともに上昇し、比例政党支持率ではチョ・グク（曹国）元法相率いる祖国革新党が首位に躍り出た」という世論調査の結果が発表された。

韓国の世論調査機関“リアルメーター”が今月2～3日、満18歳以上の有権者1004人を対象に実施した4月第1週の政党支持率調査によると、最大野党“共に民主党”（民主党）は44.6％、与党“国民の力”は36.0％を記録した。

民主党は前回調査時より1.5％上昇し、与党も0.6％上昇した。また民主党は3週連続上昇し、与党は3週ぶりに下落の流れがストップした。

その他の政党支持率は、緑色正義党1.4％・改革新党3.7％・新しい未来3.1％・新進歩連合0.5％・自由統一党3.0％・進歩党1.6％などと集計された。

比例代表政党支持率では、祖国革新党が30.3％を獲得し1位となった。祖国革新党は前回調査時より0.8％上昇し、前回首位であった与党の衛星政党“国民の未来”を逆転した。国民の未来は、今回の調査で0.6％下落した29.6％を記録した。

つづいて、民主党の比例衛星政党“共に民主連合”は2.7％下落した16.3％であった。

一方、ユン・ソギョル（尹錫悦）大統領の支持率は36.8％、不支持は59.8％と集計された。支持率は前回調査時より0.5％上昇し、不支持は0.9％下落した。