同製品は、現代自動車の電気自動車(EV)「アイオニック5N」に対応する予定だ。これより以前、現代自動車の高級ブランド「ジェネシス」の一部輸出用モデルに対応したことはあるが、韓国の消費者を対象とするのは今回が初めてとなる。
同製品は既存のスマートキーの機能はそのままに、近距離無線通信(NFC)のカードキーの長所まで持ち合わせるのが特徴だ。通常のスマートキーのようにボタンを押すことで、ドアの開け閉めから遠隔でのエンジン始動、リモート・スマート・パーキングアシスト(RSPA)、トランクの開閉、遠隔クラクション操作まで多様な機能を利用できる。
財布やポケットに入れるだけで、自動車のドアの開け閉めやエンジン始動が可能だ。超帯域無線通信(UWB)機能により、これに対応する設備間での正確な位置把握も可能となっている。またカード表面のデザインは、利用者の好みに合わせて質感などを変えることもできる。
現代モービスは「『ボタン型スマートカードキー』は今後、韓国の他の車種にも適用を拡大していく」と述べている。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 101