ニューヨーク市付近でマグニチュード4.8の地震…「建物の倒壊や人命被害はない」
ニューヨーク市付近でマグニチュード4.8の地震…「建物の倒壊や人命被害はない」
5日(現地時間)、米国ニューヨーク市から西に約60キロ離れた場所でマグニチュード4.8の地震が発生した。マンハッタンはもちろん、ニュージャージー州と比較的内陸のメリーランド州の建物まで揺れたが、幸い建物の崩壊や人命被害はなかった。

 米国地質調査局(USGS)によると、5日午前10時23分頃、ニュージャージー州ハンタードン郡地域に規模4.8の地震が発生した。

 震源地はニューヨーク市マンハッタンから西に約64キロ離れたニュージャージー中部トゥックスベリー(Tewksburry)で 震源の深さは4.7キロだった。

 ニューヨーク・ブロンクスに住む38歳のチェリタ・ウォルコット氏はロイターに「地震が約30秒ほど続いて激しい轟音のように感じられた」と話した。

 大きな被害は報告されていないが、ニューヨーク州のキャシー・ホチョル知事は、余震の発生の可能性を警告してい。エンジニアリングチームが道路と橋を点検している。

 ニューヨークのエリック・アダムス市長は記者会見で、負傷者は報告されていないと述べた。余震の際は家具の下や出入り口、室内の壁の横に身を隠すことを市民に促した。

 ペンシルベニア州フィラデルフィアとマサチューセッツ州ボストンでも地震が観測された。

 米東北部一帯の航空機の離着陸にも支障をきたした。地震の影響で、ニューヨーク一帯のJFK国際空港、ニューワーク国際空港、ラガーディア空港の航空機の離着陸が一時中断されたが、午後12時30分頃に再開された。

今回の地震は、2011年にバージニア州で発生したマグニチュード5.8の地震以来、最大規模の地震だ。
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