5日(現地時間)ベトナム現地のオンラインメディアVNエクスプレスは韓国人夫を持つベトナム人妻とのインタビューを通じて国際結婚の副作用を考察した。
結婚仲介サービスを通じて20歳のベトナム人女性Aさんは韓国人男性20人の身元情報とバックグラウンドを確認して相手を選んだ。
その後、約6か月間の結婚ビザの書類作業と韓国語の学習を経て渡韓し、47歳の夫と結婚した。だが今はAさんの目標は韓国国籍を得て合法的に職業を得て暮らせるようになった後に離婚することに変った。
当初は心から結婚を望んだが、高齢に伴う夫の可妊能力の問題が結婚生活の障害だったとAさんは主張している。
Aさんは「病院で夫の年齢のため妊娠が難しいと言われた」とし「しかし、夫は私の責任だと主張する」と話した。
また、Aさんは言葉の障でコミュニケーションが難しく、外出はスーパーマーケットへ行くだけで、夫と一緒にいる時も沈黙だけが流れたと伝えた。
Aさんは「数少ないコミュニケーションも翻訳機を通してだった」とし、このような孤立とホームシックで毎晩涙を流したと語る。
Bさんは「私は結婚を2~3年以内に(韓国)国籍を得る手段として考えていて、ずっと一緒に暮らすつもりはない」とし「私の目標は国籍取得試験のために滞在資格を満たすこと」と明らかにした。
続いて「私は夫への愛情を感じず、毎日いらだちとストレスを感じ、これは私の精神的健康に副作用を及ぼしている」と付け加えた。
韓国の法律では結婚で移住してきた女性は韓国男性と2年間結婚生活を維持すれば韓国国籍の取得を申請できる。
2019年に離婚した移住女性の在留資格が拡大すると、一部のベトナム女性たちは韓国人と結婚した後に離婚することを目標に困難な生活に耐えていると、このメディアは伝えた。
このような状況にベトナム現地のある結婚仲介業者は、国籍を得るために結婚を利用する事例が多くなり、結婚生活を少なくとも1年間維持するという約束をベトナムの花嫁から受けていると伝えた。
そんな中、韓国に帰化したベトナム出身女性とベトナム男性の結婚は増加する傾向だ。韓国統計庁の資料を見ると、昨年韓国女性と外国男性の結婚は5,000件で7.5%増えた中でベトナム人男性との結婚は792件で35.2%急増した。
2022年基準でベトナム男性と再婚した韓国女性556人のうち482人(86.7%)が帰化した韓国人だった。このうち国籍確認が難しい2人を除いた480人の帰化前の国籍は全てベトナムであることが分かった。ベトナム人男性と結婚した韓国人女性の大多数は韓国人男性と結婚して韓国国籍を取得した後、離婚してベトナム人男性と再婚したわけだ。
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