韓国人気俳優ナム・ジュヒョクの校内暴力主張のA氏、正式裁判請求

韓国人気俳優ナム・ジュヒョクの校内暴力疑惑を提起した同級生A氏が、罰金刑の略式命令に不服を申し立て、正式な裁判を請求した。

A氏の法的代理人である法律法人ジョンジェのノ・ジョンオン弁護士は8日、イデイリーに議政府（ウィジョンブ）地方裁判所コヤン（高陽）支院に正式な裁判を請求したと明らかにした。

ノ弁護士は、裁判を請求する理由について、2つの理由があると述べ、1つ目はA氏がナム・ジュヒョクとナム・ジュヒョクの友人から校内暴力を受けたという虚偽の事実が広まったが、A氏はナム・ジュヒョクではなく、ナム・ジュヒョクの友人から校内暴力を受けたと報じたと説明した。

続いて「A氏はナム・ジュヒョクから校内暴力を受けた当事者ではない」とし「初めて報道した記者の間違いだ」と述べた。

2つ目は「A氏が、他の友人がナム氏から校内暴力を受けるところを目撃したことがある。 A氏以外にも被害を受けたと（メディア）インタビューした人が2～3人いることを把握している」とし「彼らを証人申請し、証人尋問を通じて真偽かどうかを明らかにしようとする」と説明した。

ナム・ジュヒョクの高校の同級生であるA氏は、過去にナム・ジュヒョクの友人グループから校内暴力を受けたという内容を、インターネットメディアに勤務中だったB氏に情報提供した。B氏は、A氏がナム・ジュヒョクから校内暴力を受けたという記事を2022年6月に出した。

ナム・ジュヒョク所属事務所マネジメントSOOPはこれを否定し、A氏とB氏を情報通信網法上名誉毀損の疑いで刑事告訴した。高陽支院は先月28日、A氏とB氏に対して事実関係が間違っており、ナム氏を誹謗する目的で虚偽情報を流し、名誉を毀損（きそん）した点を理由にそれぞれ700万ウォン（約78万円）の罰金刑を言い渡した。

ナム・ジュヒョクは昨年3月に入隊し、陸軍第32歩兵師団軍事警察隊で服務中だ。