9日、食品医薬品安全処の輸入食品情報マルによると、ことし第1四半期の使い捨てつまようじ(でんぷん製)の輸入量は45トンを記録した。前年同期の29トンより16トン増加した量だ。
ただ、同期間の木製の使い捨てつまようじの輸入量は155トンで、前年同期の159トンと大きな差はなかった。
でんぷん製の使い捨てつまようじの輸入量が大きく増加したのは、ことし初めにでんぷん製のつまようじを活用した「フライ・モッパン(食べる動画)」が流行したことが影響を与えたとみられる。
ことし初め、SNSやユーチューブなどでは「でんぷん製つまようじフライ」などのコンテンツが流行した。
動画などを見ると、薄緑色のでんぷん製つまようじを油で揚げた後、チェダーチーズソースやプルダック(辛い)ソースなどに付けて食べたり、沸騰したお湯に入れてやわらかくなったつまようじをラーメンのように食べる様子が紹介された。
しかし、食品医薬品安全処はこのような流行について、「つまようじは食品として安全性が検証されていない」とし、注意を呼びかけている。
食品医薬品安全処によると、つまようじはコップ、スプーン、ストローなどと同じ衛生用品で、成分・製造方法・使用温度などの基準・規格により安全性を管理される製品だ。
食品医薬品安全処はつまようじなどの衛生用品を用途に合った方法で使用するよう求めている。
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