李在明、共に民主党代表
李在明、共に民主党代表
イ・ジェミョン(李在明)共に民主党(野党)代表が明日の総選挙を前に国民の力(与党)に対する発言を続けた。自身のフェイスブックに文章を載せたのに続き、テジャンドン(大庄洞)裁判の休廷途中に進行したユーチューブライブでも「国民の力の大げさな作戦、泣いて訴える作戦に動揺してはならない」というメッセージを伝えた。

9日、李代表は自身のフェイスブックに「大統領拒否権を残してほしい? 極限の大げささと恥知らず」と国民の力を批判する書き込みを載せた。これに先立ち、ユン・ジェオク(尹在玉)国民の力院内代表は8日、中央選挙対策委員会会議で「野党の議会独裁を阻止できる大統領拒否権でも残してほしい。野党の暴走を防げる最小限の議席を守ってほしい」と訴えていた。

李代表は、国民の力の過半数をけん制する発言を続けた。この日の午後、大庄洞裁判の休廷時間を利用してユーチューブライブを始めた李代表は「本当に心配なのはとにかく国民の力の大げさな作戦、泣いて訴える作戦に動揺し、彼らにもし過半数を渡して民主改革勢力が過半数を守れない状況が生じかねないという恐れがある」として投票を促した。

続いて「今回、このように国を滅ぼしても、再び国民の力は責任を負うのが当然なのに、再び彼らに機会を与えようという動きもあり、実際のところ、現実的に行われている。過半数の議席を(国民の力が)占める可能性も高い」と重ねて強調した。

共に民主党は今回の総選挙で議席数の過半数プラスアルファを目標にしている。150席以上を占めることになれば、国会議長職の確保、本会議上程法案の単独処理、大統領を除いた弾劾訴追議決、常任委員長の多数確保が可能になる。もしも、180席以上を占めることになれば、国会先進化法の無力化、ファーストトラック単独推進ができる。在籍議員の3分の2以上の200席以上を占める場合、改憲はもちろん、大統領弾劾訴追や大統領再議要求権(拒否権)無力化まで可能となる。

李代表はライブ放送中に「20票で勝敗が分かれることもありうる。票を集めれば、不安な地域に勝てる。それは(国民の力の)過半数を防ぐのはもちろん、私たちが過半数を確保して国政けん制もし、改革立法もできる」として改めて投票を強調した。
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