韓委員長はこの日の午後、ソウル市ヨイド(汝矣島)の国会図書館地下講堂に設けられた党開票状況室で、放送局の出口調査の結果発表後「私たち国民の力は民心の意思に従うための政治をするために最善を尽くしたが、出口調査の結果に失望した」とこのように述べた。
これに先立ち、韓委員長はこの日の午後5時59分、党開票状況室に到着し、笑みを浮かべながら党指導部とあいさつを交わした。
韓委員長はその後、開票状況室の最前列に座り、正面に設置されたテレビで出口調査の結果発表を視聴した。共に民主党が優勢との発表が出ると場内は一同沈黙した。韓委員長は無表情でテレビを注視し、各地方区候補者に対する発表を見守った。
午後6時2分、ソウル市トンジャク(銅雀)ウル(乙)地域でリュ・サミョン(柳三榮)共に民主党候補が52.3%、ナ・ギョンウォン(羅卿瑗)国民の力候補が47.7%と接戦を繰り広げている発表が出ると状況室内では「あ~あ」、「何だ、これ」という嘆きが出たりもした。
10日、総選挙の投票終了直後に発表されたKBSの出口調査結果によると、国民の力と国民の未来は87~105席、共に民主党と民主党が主導する比例衛星政党の共に民主連合は178~196席であることが分かった。SBSの出口調査の結果では、国民の力・国民の未来が85~110席、共に民主党・共に民主連合が183~197席だった。また、MBCの出口調査の結果は国民の力・国民の未来85~99席、共に民主党・共に民主連合184~197席であった。
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