金委員長はこの日、最高位級の軍指揮官を養成するキム・ジョンイル(金正日)軍政大学を現地指導しながらこのように明らかにしたと、朝鮮中央通信が11日報道した。
金委員長は、「今はいつにも増して戦争準備を徹底すべきとき」とし、「単純に起こりうる戦争ではなく、必ず勝たなければならない戦争に、より確実に、完璧に準備しなければならない」と注文した。
金委員長は大学の講義室や宿所、食堂、作戦研究室などを回った。食堂では教職員、学生らに肉料理を提供した。作戦研究室と推定される空間には韓国の地図とソウル中心部の地形図模型が設置されており、韓国を相手に作戦を準備する場所であることを推定させた。
金委員長の金正日軍政大学訪問にはパク・ジョンチョン(朴正天)労働党中央軍事委員会副委員長、カン・スンナム(強純男)国防相、リ・ヨンギル(李永吉)人民軍総参謀長、ファン・ビョンソ(黄炳瑞)国防省総顧問ら軍幹部が総動員した。過去に軍の総政治局長を務めるなど軍部の実力者だった黄氏が「国防省総顧問」という職責で紹介されたのは今回が初めてだ。
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