大手食品会社が相次ぎポテトスナックを発売、コロナ禍を経て消費が増加=韓国
大手食品会社が相次ぎポテトスナックを発売、コロナ禍を経て消費が増加=韓国
食品大手の三養食品は袋麺「プルダックポックンミョン」を活用した、ポテトスナック製品を発売した。菓子でポートフォリオを拡大し、ラーメン事業への依存度を下げることを目指す。

 このほか、ヘテ製菓も「ハニーバターチップ」の発売から10年ぶりに、新たなポテトスナックを発売した。日本のカルビーと提携して開発した「カルビー・ポテトチップス・オリジナル」だ。農心は4月初め、高級ポテトスナックブランド「グルメポテト」の新商品「ブラックペッパー・クラブ味」を発売。内容量も68グラムから75グラムへと10%増やした。

 韓国農水産食品流通センターの食品産業統計によると昨年、小売店で売り上げ1位だったポテトスナックは、1163億ウォン(約130億7040万円)を記録したオリオンの「ポカチップ」だった。

 業界がポテトスナックに注力する背景には、大人用スナック菓子の市場が拡大していることがある。とくにコロナ禍以降、20~30代の間で「1人宅飲み」が普及したことが影響した。不況になれば酒類の消費が増えて安価なつまみが求められるため、ポテトスナックの売り上げは不況にも左右されることがない。

 業界の関係者は「ビールの消費がとくに伸びる夏が近づいている点も、ポテトスナックの新商品が増えている理由」と述べた。


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