中国外務省によると、趙氏は会談で「両国のハイレベル交流を強化し、互恵的な協力を深めたい」として、人的・文化的交流の推進、戦略的協力の強化、中朝関係の継続的な発展を進める考えを示した。崔氏は「両国の親善関係は新たな時代に入った」とし、「国交樹立75年を機に各分野の交流協力を深め、友好協力関係を発展させていきたい」と応じた。
中国外務省は両氏が国際・地域情勢や朝鮮半島情勢についても意見交換したと明らかにしたが、具体的な内容は公開しなかった。
会談後には外交・公用ビザの相互免除や税関・検疫協力などに関する文書が交わされた。万寿台議事堂で歓迎夕食会も開かれた。
新型コロナウイルスの流行後、中国最高指導部メンバーの訪朝は初めて。趙氏は13日まで滞在し、中朝国交樹立75年の記念行事などに出席する。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)とも会談するとみられる。
中朝国交樹立75年を迎え、習近平国家主席と金正恩氏による会談が開かれるか注目される。
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