KBS、MBC、SBSの民放3社とニュース専門チャンネルYTNは、9日午後6時に第18代国会議員総選挙投票が締め切られるや、予測調査結果を発表した。ハンナラ党の獲得議席数を、KBSは155~178議席、MBCは154~178議席、SBSは162~181議席、YTNは160~184議席とするなど、それぞれ異なる数字を出した。しかし、10日午前零時を回っての開票速報の結果、ハンナラ党は153席を確保。各社とも誤差を置いての予測値ながら下限すら一致しない結果となった。
1996年に実施された第15代国会議員総選挙では、民放3社が共同出口調査を行い、当時の与党・新韓国党が175議席で過半数を超えると予想したが、結果は139議席に終わった。2000年の第16代総選挙でも、民放3社は与党・新千年民主党が院内第1党になると発表したが、開票の結果、野党ハンナラ党が133議席、民主党が115議席を獲得している。
2004年第17代総選挙でも、KBSが157~182議席、MBCが155~171議席、SBSが172議席で、与党・開かれたウリ党の圧勝と予想したが、開票結果は、かろうじて過半数を超える152議席だった。このため各新聞社はふがいない出口調査を叱責(しっせき)し、放送業界内外では「出口調査無用論」も持ち上がった。
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